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・出典:日刊工業新聞 2005年3月8日
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■CO2発生ゼロ目指すワタミフードサービス
電力削減手法全店に
居酒屋チェーンを展開するワタミフードサービスは、エネルギーマネジメントサービスを全店に拡充する。 CO2のゼロエミッションを目指し、ムダに消費されている電気を大幅に減らす。関東地区では 20ヘクタールの森を借り受け、森林吸収によるCO2の削減プロジェクトを始める。京都議定書の発効を受け、 これまで量が増え続けている民生部門のCO2削減は一つの焦点となる。同社の取り組みは外食チェーンが トータルでCO2の削減に取り組む先端例として他への展開が見込まれる。

ワタミフードサービスは04年8月から全430店舗のうち、288店にエネルギーマネジネント手法を導入し、 12月までに11・5%の消費電力削減につなげている。

イーキュービック(東京都千代田区)が事業化した第1弾で、ワタミエコロジー(同大田区)と一体で展開。 照明、空調など設備・機器の使い方を工夫し、エネルギー消費のムダを削減した。

営業時間以外は電気を消し、清掃時間はエアコンを消すなどのマネジメントを進めた。その結果、 5カ月間で2ケタの電気の節約を実現した。CO2換算で108万7900キログラムの削減につながり、 常緑樹のクスの木を2789本植林したのと同じ効果となった。

このため6月からは、店の営業中にエアコンなどをコントロールして電気量の一層の削減を実行する。 店のエアコンは店員の体感に合わせ制御していたのを、客に合わせて調整することで快適な温度管理と 電気量の節約を合わせて実行する。

電気代の40%がエアコンで占めるため営業中にさらに5―6%の電気量の削減につながるとみている。 エネルギーマネジメント手法はトップが店の状況をいつでも把握できるうえ、毎週のマネジャー会議で 改善などの指示がすぐに出せるという効果も出ている。

同社はグループ店で発生するCO2は基本的にゼロに抑えようとしており、エネルギーマネジメントに加え、 森林吸収により残りのCO2を削減する策にも乗り出す。

03年度にグループ全333店舗のCO2排出量は3万4000トン。CO2を森林で吸収するには 20ヘクタール程度が必要となることから関東地方の山を借り受けて管理し、CO2の吸収源としていく。 この森林管理は同グループ1000人の社員ボランティアが行う。

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